新感覚!テーブルカードゲーム×VR “spy vs spy vs spy vs spy(スパイフォー)”

新感覚!テーブルカードゲーム×VR “spy vs spy vs spy vs spy(スパイフォー)”

前回の記事でボードゲームとVRを組み合わせたゲームを紹介しましたが、今回は世界初!カードゲームと組み合わせた新感覚のVRゲームをご紹介。先日幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2016(TGS2016)で初公開され、注目を集めています。

前回紹介した「Tower of Maze」は協力プレイのゲームでしたが、今回は4人でお互いに競い合うゲームです。プレイヤーがスパイとなり、ライバルスパイである他の3人のプレイヤーよりも早く正確に任務を遂行する、といったもの。

spy vs spy vs spy vs spy(スパイフォー)
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VR画面を覗くと自分の目の前と左右に研究所員が立っているのでその顔の特徴を覚えて、実際にテーブルの上にある9枚のカードと見比べていき、同じ顔があれば自分の手元に3人のカードを集めていく、というシンプルなものです。ただし、同じ顔がテーブル上のカードの中にあるとは限らないようで、その場合は後ろを振り向いたところにある扉を3秒見つめて別フロアへと移動し、また同じように見比べていきます。

4人の中で同じ所員が表示されている場合もあり、ターゲットが重なってしまったときは、ライバルに自分の確保分からカードを盗られたり、はたまた相手の確保分からこっそり奪ったりすることも可能なようで、ただVR画面を見すぎててもいけないという、記憶力だけでなくお互いのけん制も肝になりそうなゲームです。あくまでこっそりなので、自分のカードが盗られそうになっているところを見つけたら、「待った」や「ストップ」と指摘して阻止し、その後阻止したカードは裏を向けてロックすることができます。

全員が3枚カードを確保したら、もしくは制限時間が来たら終了で、確保したカードの番号をスマホに入力し、答え合わせでの正答率とクリアタイムの良い人が勝利!となります。

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今回のこのゲームは開発元である株式会社UEIソリューションズから「TableVRシリーズ」の第1弾として発表されたもので、正式版発売は未定とのことですが、うまいことカードゲームとVRが組み合わさっているなぁと思うので、これからのシリーズにも期待が高まります。
VRゲームといえば1人用で遊ぶのがお決まりといいますか、複数人で体験するとしても順番に楽しんでいる1人をあとの人が横から何とも言えない気持ちで見るという図になりかねません。対戦としてカードゲームと複合することで、VRを使って複数人で同じ景色を見て楽しめるというのは大きいと思います。スマホとVRゴーグルさえあれば手軽にできるので、正式に発売されたらぜひ友達を集めてワイワイやってみたいです。

スクリーンショットは株式会社UEIソリューションズのHPより

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