iOS11からマップの”Flyover”機能が進化!
— 2017年7月21日今年の秋からアップデート開始が予定されているiOS11ですが、マップの新しい機能として3Dマップ内でジャイロセンサーを利用した、単眼で見るVRのような360度見回せる機能が付くことがわかりました。
「Flyoverツアー」という機能が元々あるのですが(普段はGoogleマップを使っていたのでアップルのマップにこんな機能があるなんて知りませんでした…)、「ツアー」というだけあって自動で3Dで各所の名所が表示されるので、自分で見たい場所を動かせるというようなものではありませんでした。
ですが、秋からのiOS11からはツアーだけでなく自分で3Dの街並みをぐるぐると360度見回すことができるようになります。
(画像は全て現在の開発者向けのベータ版がインストールされた端末でキャプチャしたものです。)
3Dで見ることのできる地域は地図上で「3D」と表示されています。
↓こんな風に。
この「3D」をタッチするとFlyoverのボタンが表示されます。
ボタンをタップすると、その場所へズームインしていきます。
ただ、3Dの読み込みに時間がかかる場合があるのでネット環境のいい場所で行うか、根気強く表示されるのを待ちましょう。
見た感覚としては前回紹介したGoogleEarthVRをもっと簡単にしたスマホ版のような感じです。
移動は指で画面を動かすか、自分の足で移動することでできます。拡大・縮小も自由自在です。
↓iOS11からは画面録画の機能も追加されるので、新宿とニューヨークをFlyoverで表示したときの映像を録ってみました。
動画をアップロードするために軽くしているので、実際はもっときれいに表示されています。
VRと同じ感覚で端末を向けた方に追従して画像も動くので、没入感も高まります。
もっと拡大して道路に立てたり…までは出来ませんが、上空から見下ろして飛んでいる感覚、もしくはウル○ラマンのような感覚で見ることができます。
この機能には「ARkit」が利用されているとのことで、iPhone6s plusより前の機種(A9以前のプロセッサを搭載したモデル)では対応不可となっています。