VRゲームに新たな可能性をもたらす?! “Tower of Maze”

VRゲームに新たな可能性をもたらす?! “Tower of Maze”

先日東京・お台場でデジタルコンテンツEXPO2015開催され、共催イベントのオキュフェス開発者会の展示の中であるVRコンテンツがひと際注目を集めていたそうです。そのコンテンツというのがなんと、“VRとボードゲームを組み合わせたもの”なんだとか。これは気になりますねぇ。

 

「Tower of Maze」

複数人で協力してプレイするゲームで、まず一人がVRゴーグルを着けVR空間に映っている迷路を見ながら他のプレイヤーにどういった場所なのかを説明し、他のプレイヤーはゴーグル装着者が見ているVR空間をボード上にある迷宮のピースを組み合わせて作っていきます。VR空間を見回せる時間は一人60秒、説明する人と組み立てる人を何度か交代しながら迷宮の完成を目指します。ボード上に迷路が完成したらゲームの音声に従い冒険者(ボードゲームのコマ)をゴールまで導きます。ボード上に正しく迷宮が再現されており冒険者がゴールできればプレイヤーの勝利!となるわけです。

タワー2
開発を手掛けたギフテンインダストリのボードゲームデザイナーの濱田氏は、1人でしか楽しむことができないVRコンテンツの弱点をどうにか補うことが出来ないかと思い考案したものであるとのこと。VRの特性を活かしつつ多人数で楽しめるボードゲームを組み合わせるという発想は本当にスゴイですね。動画ではシンプルな風景ですが古代遺跡や博物館のような迷宮の制作を進めているそうで、2016年3月に発売を予定しているとのこと。あと半年足らずでこれがプレイできるとは!ヒマそうな友人に今から連絡しておこうかな。

ギフテンインダストリのサイトはこちら

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