VR連動シートでさらなる没入体験へ!“Roto VR Chair”

VR連動シートでさらなる没入体験へ!“Roto VR Chair”

最近の体験会や商業施設等で、「シート連動型のVR」というものが導入され注目を集めています。東京池袋にあるサンシャインシティでは実際に動く大筒に入れられて大砲のように自分が飛んでいくのを体験したり、ブランコに乗ってコースター感覚で街中をを滑空する…といったものもあります。→スカイサーカス
イベント等の体験会ではバイクに乗りながらVRを体験するものや、映画館などで導入されている4DXのシートに座ってVRと連動させて楽しむというものが発表されています。

 

「Roto VR Chair」

イギリスの企業「Roto VR」による、VRと連動した電動回転椅子が予約受付中。
ヘッドトラッカーをHMDに装着することで操作に対応する仕組みになっていて、オキュラス・HTC VIVE・PSVRにも対応可能なようです(それぞれに接続できるケーブルマガジンは別売りですが)。ヘッドトラッカーはフル充電で6時間稼働。
組み合わせることでさらなる没入体験をさせてくれそうです。

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足元のタッチペダルで座りながら歩く動作を感知してくれるので、ゲーム内の移動を自分の足で疑似的に行うことができます。

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また、椅子にケーブルをつなぐ形になっているので、わずらわしいケーブルも絡まらない仕様になっています。これはいいですね!

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見ている景色と現実の体の動きとの差を減らすことで3D酔いしにくくする仕組みになっていて、体を動かさずVRを体験するより酔いが軽減されるようです。ジェットコースターでも酔う筆者でも大丈夫でしょうか?ぜひ試してみたいです。

通常価格で699米ドル(7万円ちょっと)、11月5日までの期間限定予約価格だと499米ドル(だいたい5万円ちょっと)ということで、今なら少しお安めで予約できるようです。別売りのものも期間限定で200米ドル割引中です。出荷予定は2017年1月。

本体内容は
・回転台のベース(70cm×70cm×35cm)
・ヘッドトラッカー(4cm×4cm×1.8cm)
・タッチペダル
・VRチェアー アームレスト
・ベーシックケーブルマガジン(スマートフォンVRアプリに対応)
※HMDは含まれていません。
その他、ゲーム内の重低音を振動に変換するバイブレーター、キーボードやハンドル型コントローラー用の可動式テーブル、オキュラス・HTC VIVE・PSVRに接続可能なケーブルマガジンなども追加で購入することができます。

重量が椅子本体15kg+回転台15kgの合計約30kgということもあって移動するのが大変そうではありますね。マンションだと激しく動いたりすると下の階に響いたりしそうで、騒音もどれほどなのか気になります。でも、家で気軽にVRで4DX体験ができるようになったらそれはそれで楽しそうですよね。個人的には家でマッドマックスやシン・ゴジラのVR映像を4DXで見れたら楽しいだろうな~と思っているので、家庭用4DXシート…もっと普及してほしいです!

Roto VRの公式ページはこちら

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