長時間VRをプレイすると人はどうなるか

長時間VRをプレイすると人はどうなるか

今年の4月、アメリカ人の映画脚本家であるデレク・ウェスターマンという方が、25時間ぶっ通しでVRをプレイしてギネス記録を樹立しました。
HTC VIVEを装着し、TiltBrushを25時間ヘッドセットもコントローラーも外さずプレイするという内容です。

 


▲YouTubeに挑戦時の動画が上がっています。

25時間ぶっ続けでプレイしてどんな症状が起こったか見てみると、めまい・おう吐・錯乱…など時間がたつにつれてひどくなっていっているのがわかります。(まぁ、何をするにせよ25時間もぶっ続けで行うと体調も悪くなると思いますが…)
挑戦が終了した翌日、デレクさんは「まだ変な感覚がする」といったコメントも残しています。私自身も酔いやすく30分VRをプレイするだけでもクラクラしてくるのですが、さらに長時間となると健康上の問題が心配になります。

25vr
▲「自分がどこにいるかわからない」と錯乱状態になっています…

VRがなかったとしても25時間寝ずに活動するとなると、脳へのダメージは計り知れません。集中力の低下により記憶力も低下、幻覚の出現、生活習慣・食生活の乱れによる肥満の恐れ、生活習慣病のリスク上昇…などなど良いことは一つもありません…
徹夜してゲームを楽しむのもほどほどにしないと身を滅ぼすことになります…こわや~
この25時間の挑戦ですが、ストーリー性のあるアクションゲームとかだったらどうなっていたのかなという興味もあります。例えばバイオハザードとか。
TiltBrushは絵を描く事がメインなものなので、同じような画面を見続けて飽きが出て、余計に錯乱しやすくなってしまっているのではとも思います。

でも何はともあれ疲れて来たら適度な休憩をはさみつつ、長時間のプレイは避けるというのが無難ですね。なにごともほどほどに。。

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