VR観光アプリ・国内編
— 2015年7月13日前回の”VR観光アプリ”の記事では主に海外のものを紹介しました(『おウチで観光気分が味わえる”VR観光アプリ”』)が、日本国内の観光地のアプリも少しずつリリースされてきているようなので今回はそちらをご紹介しましょう。
「Tokyo VR 東京バーチャルリアリティ」
東京タワー、浜離宮、金龍山浅草寺、神田明神、銀座、秋葉原など東京都内26箇所の観光ポイントを巡ることができます。
寺社仏閣はいいんですが都市の中心地のVRなどは、日本各地のそれなりに大きい都市であればよくみられる風景だな~という印象でした。このVRはどうやら海外の人向けに作っているみたいなので、こういう日本ではよくありそうなビルが立ち並ぶ町なみも日本的で珍しいものとして海外の人の目には映るんでしょうか。
「VR観光体験~北海道美唄市~」
北海道中央部に位置する緑豊かな市・美唄市の観光スポットを巡ることができるアプリです。町の魅力をPRするVR観光アプリをリリースするのは国内の自治体で初の試みだそうです。
そしてこのVRでは観光スポットのみならず名物の美唄焼き鳥(を焼く美唄市のどこかのお店・どこかは一切わからない)をVRで観ることができるのです!私も最初はえっ?特別な場所でないならVRにしなくても…と思いましたが、よく考えてみたら別にVRにするのは風光明媚な景色や有名な場所でなければならない決まりはない、おいしい名物をVRで見せたっていいじゃないか!なんか新しいじゃないか!…と思うに至りました。つまり今後他の自治体がこういったPR用のVR観光アプリをリリースする場合、特別な観光スポットが少なくても地元のおいしい食べ物やそこにしかない名産品でVRコンテンツを作れますから困らなくて済むわけです。VRであろうとも自分たちが本気で宣伝したいなら型どおりじゃなくても自由にやったらいいんだよ!ということを示した点は国内のVR観光アプリの先駆けとしては評価に値するものだと私は思います。
■アプリリンク:
Tokyo VR 東京バーチャルリアリティ
(Googleplay / 無料)
VR観光体験~北海道美唄市~
(Googleplay / 無料)
(AppStore / 無料)